インプラント手術後のメンテナンスについて
インプラントとは、顎の骨に外科手術によって人工歯根を埋め込み、それを土台として、上に人工の歯を取り付ける手術の事を言います。きちんと骨と結合したインプラントは、半永久的に口腔内で固定を得ることができます。虫歯になることもありません。
しかし、歯ブラシを怠るとインプラント周囲炎と言われる歯周病と同様な状態(土台となる骨の部分にトラブルが起き、骨がインプラントを支えられなくなる)になり、最悪の場合、インプラントの撤去に陥る事もあります。
この状態になる確立は約2〜14%です。
周囲炎は、歯周病ような状態になるのが特徴で、初期段階はほとんどが自覚症状がなく、インプラント周囲の歯茎が腫れたり、出血したり、膿が出たりします。
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そこで、インプラントを良い状態で保つには定期的なメンテナンスと、徹底したプラークコントロールが必須になります。
具体的には、定期的な噛み合わせのチェックや、レントゲンによる審査が重要になります。
また、普段のブラッシングでは落としきれない汚れを、歯科医師や歯科衛生士によるケアでフォローしていく事や、自宅でのケアが正しく行えるようにブラッシングの指導を受ける事も必要になります。
基本的にはインプラントを入れても、天然の歯と同じようにしっかり歯磨きをします。
しかし、インプラントは人工物で天然の歯と違って接合部(境目)があります。
その部分は汚れが溜まり易い所であり、汚れを落としにくい所なので、歯ブラシと一緒に歯間ブラシやデンタルフロス等を使います。
そして、口の中の歯垢(プラーク)を正常なレベルに保つ事がとても大切です。
プラークコントロールには、患者さんが行うブラッシングによるセルフプラークコントロールと、歯科医や歯科衛生士が行う、歯石を取り除くスケーリング等によるプロフェッショナルプラークコントロールがあります。
歯石は固く歯にこびりついて、特に歯周ポケット内に付着した歯石はブラッシングや、歯間ブラシ、デンタルフロスを使っても取ることはできません。
これを除去するには、歯科医院に行って、スケーリング(スケーラーという器具を使って歯石を除去)やルートプレーニング(キュレットを使用して歯の表面を滑沢にする)をしてもらう必要があります。
これが効果的な歯のメンテナンス法です。

